災害ボランティアセンター訓練

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災害ボランティアセンター訓練

活動上の注意

(1) 名札について

名札は、利き腕の反対の腕に貼ってください。災害ボランティアセンターから来たボランティアという証明となりますので、常につけておいてください。依頼先に着いたら「災害ボランティアセンターから来ました」と伝え、ご依頼者と作業内容の確認を行ってください。

(2) プライバシーの保護について

活動中に知り得た被災者やボランティア仲間の個人情報(個人が特定するような情報)は、決して他の方に漏れることのないよう注意してください。

(3) リーダーの指示に従う

リーダーの指示に従い、団体で行動してください。出発したら、途中で帰宅することのないよう、必ず全員でセンターに戻ってきてください。どうしても途中で帰らなければならない場合は、リーダーに報告し、災害ボランティアセンターの了解を得て帰宅してください。また、リーダーとはぐれた場合は、災害ボランティアセンターへ連絡してください。センターからリーダーに連絡し、対応を指示します。

(4)優しい声かけを

被災者の方々は、精神的にも肉体的にも疲れておられ、被災者の方には「私たちボランティアが来ている時くらいは、どうか、ゆっくりなさってください」と声をかけるよう心がけてください。

(5) 寄り添う気持ちで

ボランティアの皆さんにとっては、活動現場に落ちているものがガレキやゴミに見えるかもしれませんが、被災者の方にとっては、大切な思い出の品かもしれません。「どうしましょうか?」ではなく、「洗って、とっておきましょうか?」と尋ねてください。被災者へ「寄りそう」気持ちで接することを常に心がけて下さい。

(6) 写真撮影禁止

被災者宅での写真等の撮影は禁止しています。

(7) 活動内容について

詳しくは、この後のマッチングのコーナーで紹介がありますので、参加したい活動がありましたら、積極的に手を挙げていただきたいと思います。

(8) ボランティアでできること

活動現場で、身の危険を感じるような作業や、企業や事業所の営利行為、政治的・宗教的な活動のお手伝いの依頼があった場合は、お断りしてください。

(9) ボランティアセンターの紹介

活動現場の近隣の方から活動の依頼があった場合は、その場で請けおわず、「災害ボランティアセンターに直接お電話してご依頼してください。別のボランティアを紹介していただけます」とお伝えし、当センターの電話番号を教えてあげてください。

(10)謝礼について

依頼者等からの活動に対する謝礼は、受け取らないでください。受け取ると、ボランティア活動として認められず、ボランティア活動保険の補償も受けられなくなります。ただし、お茶やジュースなどの差し入れについては、いただいても構いません。

(11) ボランティア保険について

本日、ボランティア活動保険に加入されていない方については、当センターで加入手続きをさせていただいております。ケガをしたり、物を壊したりした場合は、保険で補償される場合がありますので、ご連絡ください。また、保険の補償期間は、本年度末までとなっていますので、明日以降の活動も補償の対象となりますので、ご承知おきください。

(12) 活動終了後の流れ

作業が終わらない場合も、午後4時までには、必ずセンターにお戻りください。作業が終了できなかった場合(継続が必要なケース)は、「明日以降もボランティアさんに入ってもらうよう災害ボランティアセンターに伝えておきます」とご依頼者に伝えて戻ってきてください。

(13) 絶対無理はしない

ボランティア活動ですので、できる範囲で、他のメンバーのペースに合わせるのではなく、自分のペースで作業を行ってください。また、熱中症予防のため、十分な休憩と小まめに水分や塩分の補給をしてください。
オリエンテーションは、以上です。次は、ピンク色ののぼりの「マッチング」のコーナーへお進みください。

『災害ボランティアセンターにおける活動の流れ』

step
1
ニーズ受付

被災者からの依頼を受け付けます。必要に応じて、依頼促進のチラシ配布や現地調査を行います。

step
2
ボランティア受付

受付票とボランティア活動保険加入カードへの記入、名札の作成を行います。

step
3
オリエンテーション

被災者のプライバシーの保護や寄り添うことの大切さなど、活動上の留意事項等の説明を受けます。

step
4
ニーズとのマッチングとグルーピング

被災者からの依頼内容の説明を聞き、参加したい活動に手を挙げて意思表示し、グループになります。
リーダー決めも行います。

step
5
資材の貸出・送迎

必要な資材等の貸し出しのチェックを受けます。
必要に応じてボランティアを送迎します。

step
6
救援活動

「被災者に『寄り添う』」という気持ちを大切にしながら、福祉救援活動を行います。

step
7
活動報告

リーダーは、活動状況と活動の継続が必要な場合は、次のボランティアへの引継事項をスタッフへ報告します。

募金・寄付について
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